八王子市民の皆さんはご存知の方が多いかとおもいますが、八王子市は今年市制施行100周年を迎えます。大正6年の市制施行以来、八王子市は9町村との合併を経て、現在の人口58万人の都市へと成長してきました。八王子生まれ八王子育ちの私にとって、この節目となる年に市議会の一員として、市民の皆様と100周年をお祝い出来ることに、感謝の気持ちでいっぱいです。

本年はこの100周年を記念して、数多くのイベントが実施されます。4月には大相撲八王子場所、5月には2020年東京オリンピックから正式種目となるスポーツクライミングの種目のひとつである、ボルダリングのワールドカップが、それぞれエスフォルタアリーナ八王子(八王子市総合体育館)にて行われる予定となっているほか、9月には富士森公園をメイン会場に、全国都市緑化はちおうじフェア(全国規模の花とみどりの祭典)が行われる予定となっています。このように、全世界規模、全国規模のイベントがたくさん実施される予定ですので、市民の皆様と一緒に100周年のお祭りを盛り上げると同時に、この節目の年だからこそ、改めて八王子のそれぞれの地域に息づく郷土の歴史を再認識して評価していく一年にもしていきたいと思います。

また今年は、政治的な日程も目白押しの一年となります。衆議院の解散•総選挙は早ければ2月、遅くとも年末までに行われるとの見方もありますし、7月には東京都議会議員選挙が予定されています。昨年、舛添知事の辞職を受けての都知事選挙を経て小池新知事が誕生し、就任直後から強烈なリーダーシップのもと改革の姿勢を打ち出し続けており、都政は大変な注目を集めているところです。一方で我々八王子の民進党は、都議会の議席がゼロ(八王子選挙区の定数は5議席)という、厳しい状況です。この7月の都議会議員選挙では、最低でも1議席の奪還に向けて、都民目線の都政改革を実現させるため、一致団結した体勢で望んでいきたいと思います(都議会議員選挙に関しては別の機会に詳述します)。この他にも、ヨーロッパの多くの国で大きな選挙が予定されており、選挙イヤーとも言える年となりそうです。

100周年を盛大にお祝いし、次の100年へとつながる希望にあふれる1年にするとともに、政治的にも飛躍の年としていきたいと思います。